#2. 5つの街道の起点、常盤橋(福岡県小倉)

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2308九州_小倉_常盤橋

小倉駅を出て東へ、小倉城を目指して歩いていくと、常盤橋に差し掛かる。

常盤橋が掛けられたのは江戸時代初頭のこと。紫川によって隔てられた曲輪(城下町のい区画)を繋ぐ役を担っていた。

その他に注目したい点は、この常盤橋が九州における交通の要衝であったことだ。具体的には長崎街道、唐津街道、中津街道、秋月街道、門司往還の5つのルートの起・終点であった。主要な都市どうしを接続していたことがそれぞれの名前から伺われる。東京の日本橋と五街道(東海道、中山道、日光道中、甲州道中、奥州道中)になぞらえて、いわば「九州の日本橋」と言ってもよかろう、と思う。

このうち長崎街道は、南蛮からもたらされる品々の輸送ルートとして非常に重要だった。中でも砂糖は特に珍重され、街道沿いには菓子屋が軒を連ねるような場所もあったそうだ。それにちなんで長崎街道は「砂糖の道」「シュガーロード」などと呼ばれることもある。

書いていて思い出したが、本当はゼンリンミュージアムに行きたかったのだった。このときは運悪く休館日だった。運というよりは迂闊であった。