こんにちは!
今回は千葉県のおすすめスポット、『鋸山(のこぎりやま)』を紹介したいと思います。
鋸山と言えば、絶壁から下を見下ろす「地獄覗き」で有名な山。
ですが鋸山の魅力はそれだけではありません。
個人的にはもっともっと知られてい欲しい良さがたくさんあるのです。
と言うわけで今回は、鋸山の魅力という点に焦点を当ててお伝えしたいと思います。
その他に
- アクセス
- おすすめルート
- 所要時間
- 難易度
- 服装・持って行った食料
などなど、詳しくお伝えしたいと思います!
お手軽にチャレンジできる低山ですが、とても楽しめるスポットなのでプッシュさせていただきたいと思います!
是非訪れてみてください。
それではどうぞ!
Contents
鋸山へのアクセス JR内房線 浜金谷駅から
鋸山へのアクセス方法は以下の通り。
- 最寄り駅…JR内房線 浜金谷駅
- 所要時間…東京からだと約2時間
- 運賃…1,980円
浜金谷には港があり、神奈川県久里浜港からフェリーでアクセスすることもできます。
私は経験がありませんが、船で来てみるのも楽しそうですよね。
浜金谷駅に到着です。
房総エリアらしい、さわやかな5月の空が広がります。
正面に見えているのが鋸山。よく見ると山肌がなんだか独特だと思いませんか?
この秘密は後ほど分かります!
鋸山登山のおすすめルート! 是非歩いて登って欲しい
歩いて登るのがおすすめな理由
鋸山に登る方法としては、
- 歩いて登る
- ロープウェーを利用する
という手段が考えられます。
私の結論としては、是非歩いて登って欲しいです。
その理由は
です。
ロープウェーを利用すると、
というところが難点です。
あとは、個人的にハイキングや登山をするときには静かにじっくりと自然を感じたいので、人が多すぎてワイワイし過ぎるは「ちょっとなあ~」という感じなんですよね。
代表的な登山ルート 関東ふれあいの道と車力道
歩いて登る場合、代表的な登山ルートは大きく二つあります。
どちらも鋸山の魅力を十分に楽しめますよ!
関東ふれあいの道
どちらかと言うと緩やかな道が多く、お散歩感覚で登れるコースです。
とは言っても山は山なのであまりに舐めた格好だと厳しいですけどね(笑)。
車力道(しゃりきどう)
かつて鋸山から切り出した石をねこ車で運んだ道です。ふれあいの道コースと比べるとやや険しいですが、その分登りごたえがあります。
どちらのコースでもポイントとなる見どころはきちんと押さえることができますし、登りは車力道に挑戦、帰りはふれあいの道でのんびりと、というコースも考えられますね。
全体の所要時間…約3時間
歩いて登った場合の所要時間ですが、浜金谷駅→山頂→浜金谷駅で3時間程度見ておくと良いかと思います。
前述の車力道・関東ふれあいの道どちらを選んだ場合でも所要時間もそれほど変わりません。
難易度…初心者の方も楽しめますが、思ったよりも険しいかも。
鋸山の標高は330m。いわゆる低山にカテゴリされる山です。
岩場などはなく、登山道としてはよく整備された歩きやすい道です。
そのため初心者の方も問題なく挑戦でき、楽しめる山だと思います。
ただし、印象としては低山のわりに勾配がきつく、ほどほどの険しさ。
舐めすぎるのも良くないと思います。
鋸山に登る料金…入山は無料!
鋸山を登るのには特にお金は掛かりません。
ただし、日本寺というお寺に入るには500円(当時)が必要になります。
- 鋸山へのアクセスは浜金谷駅から(そこからは徒歩で行けます)
- ロープウェーよりも歩いて登るのがおすすめ
- 所要時間は約3時間くらい
鋸山の登山レポート 魅力を解説!
それではいよいよ鋸山の登山レポートに参ります。
鋸山の魅力を是非お伝えできればと思います。
鋸山の魅力① 石切り場の奇岩

鋸山の魅力1つ目は石切り場の奇岩。
車力道の説明で先に触れましたが、この鋸山は良質な凝灰岩の産地で江戸時代末期から明治・大正・昭和にかけて盛んに石材の切り出しが行われてきたそうです。
当時の形跡が随所に残っています。麓から見た不思議な山肌はこれだったのですね。
これが本当にすごくて! 非日常感を味わえます。



洞窟みたいになってます。

切りとおした岩の間を歩くこともできます。

安全第一。

当時使っていた? 機械的なものも。
鋸山の魅力② 展望台から見える東京湾の景色

鋸山は低山ではありますが、その眺望は抜群です。
山頂はそれほどでもないのですが…。

これこれ! この海の景色ですよ。
東京湾と南に伸びる房総半島、街の塩梅がなんとも素晴らしいのです。
保田駅~安房勝山駅の方面が見えていると思います。
鋸山の魅力③ 富士山も見える!

なんと千葉県に居ながらにして富士山を見ることができます。

夕日に浮かび上がる富士山…。
なんとも幻想的で、山登りを頑張ったご褒美にも思えますね。
鋸山のその他見どころ
個人的にイチオシではないものの、やっぱり押さえておきたいポイントをまとめます。
ニオシくらい。
地獄覗き
テレビなどでよく紹介される地獄覗き。絶壁から背筋が縮こまるような景色を見下ろせることで人気のスポットです。
人気すぎて混みすぎるがネック。
地獄をのぞき込むにはかなり並んで待たないといけません。なので私は行きませんでした。
もし並ばずに覗きたい場合は、冬のオフシーズンに行くと良いかもしれません。

ちなみに登山道からは地獄覗き覗きができます。「こちらからの景色のほうが好き」と言われていた登山者の方もいらっしゃいました。
日本寺の石仏群
日本寺というお寺にある大小の石仏群も見どころです。迫力満点です。

写真でもその大きさが伝わるのではないでしょうか?

大迫力です。
日本寺を訪れる際の注意点です。
もし徒歩で下山したい場合、日本寺の敷地に入ると鋸山を逆方向に抜けることになり、出発地点の浜金谷駅には戻れなくなってしまいます。
この場合は一つ隣の保田駅まで行くように案内されるのですが、なかなか遠く登山した後だとちょっと心の折れる距離です。
そもそも日本寺はかなり広く、境内ではアップダウンが激しいので、登山と抱き合わせるのは少々欲張りなのかもしれませんね。健脚向きのプランです。
日本寺に入るには入場料500円が必要です。
鋸山の魅力は
- 石切り場の奇岩
- 展望台から見える東京湾の景色
- 富士山も見える!
- 地獄覗き(覗き)
- 日本寺の石仏群
鋸山 登山の装備・食料
今回の登山ではどんな装備(服装)で行ったのか? 食料や水の量についてまとめておきます!
今回の装備@5月 動きやすい恰好なら可!
今回訪れたのは5月。
照り付ける日差しはきついですが、めちゃくちゃ暑くはありませんでした。
装備・服装としては
- 通気性の良い素材の服
- リュックサック
- 動きやすい靴(スニーカーはイマイチ)
くらいで十分だと思います。
通気性に関しては、汗を良く乾かしてくれる化学繊維のものを選ぶのが登山装備の基本です。
個人的には長袖の方が岩や木の枝でケガをしにくいので良いと思っています。
靴は運動靴でも良いと思いますが、しっかりとした作りのモノがおすすめです。私は今回メレルのジャングルモックを履いてました。
持って行った水…500mlペットボトル×2
飲み水ですが500mlのペットボトルを2本持っていきました。
本当はもう少し持って行った方が良いですね。
お昼ごはん…おにぎり×1、あんぱん×1
ご飯少なめです。
この時は登山始めたばっかりで準備が甘いですね。
ちなみに浜金谷駅から歩ける距離にあるコンビニにて調達しました。
- 5月は動きやすく通気性の良いで
- 靴はしっかり目のものを履きましょう
- 浜金谷駅から歩ける距離にコンビニがあります(2020/03/22現在)
まとめ:鋸山の魅力を伝えたい!
それではまとめです!
今回は千葉県の鋸山についてレポートしました。
私が千葉県で一番好きなスポットと言ってもいいくらいの魅力的な山です。
是非お伝えしたい魅力の部分に関してもう一度!
- 石切り場の奇岩
- 展望台から見える東京湾の景色
- 富士山も見える!
低山で登山としてはお手軽ながらしっかりと自然を味わうことができ、トータル非常に満足度が高い山です。
是非登ってみてください。
それではまた!

